物流システムを利用するメリットとは?後編

こんにちは。それでは物流システムの機能について引き続きご説明します。
  

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【ロケーション管理】

商品がどこにいくつ置いてあるのかを管理する機能です。
入荷検品後に、「棚入れ(ロケーション登録)」という作業を行います。

卸業(扱う品番が少ない、1商品の量が多い)などでは、倉庫内のエリアや番地を商品マスタにメモ的に登録するような方法をとります。

しかし、ECの場合は、多品種小ロットというのが特徴ですので、卸業と同じやり方では非効率です。
その為、Amazonの物流についてのニュースなどで広く有名になりましたが、

「フリーロケーション管理」

という方法をとります。

雑誌の隣に、マグカップが置いてあっても大丈夫。全て管理されているというあれです。
これが出来ないと多くの商品を扱っている売れているECサイトの物流管理は無理ですね。

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【ピッキング】

最後にピッキングです。

これも物流システムにしかない機能と言えます。
例えば、当日出荷する100件のオーダーを一気に棚から集めてくる為の機能です。

この機能がないと、100件出荷する際、納品書を1枚ずつもって100回棚に取りに行かなければなりません。業種によってはそれが適していることもありますが、

何回も同じ場所へ取りに行くのと、一気にまとめて取りに行くのとどちらが楽だと思いますか?

これもノウハウがあるのでまた追々。

ピッキングはロケーション管理が出来ていてこそ、相乗効果が発揮されます。
ピッキングリスト(もしくはハンディの画面)には、どこに取りに行きなさい。という指示がかかれています。
  
ロケーション管理をしっかりと行う事で、一筆書のように最短ルートで全てを集めてくるということができます。
  
ここまで見てきて、どうですか?
こんなフローは自社ではできないと思いましたか?
そんな事はありません。できます。

しかし、注意が必要です。
物流システムの導入は、シールを貼ったり、棚入れをしたり、作業担当者は一見、大変になるかと思い拒絶反応を起こすケースがあります。

また、タチが悪いのは、担当者が今までのやり方を否定されるような気になり、文句ばかり言うんですね。大変だ、そんな必要ない・・・

私もそういう現場を見てきました。
それがまかり通ってしまう会社は、絶対に伸びません。
やると決めたら会社の方針として、やり続けるという覚悟が必要です。

物流システムは、初め受け入れる時が大変かもしれませんが、導入してからはフローに従って作業を行うだけですので、売上が1日に50件だったものが、200件になっても、人が1人から10人に増えてもフローを変える必要がありません。

だから、成長していく気持ちがあるならば早めに始めていく必要があるシステムだと断言しているのです。

「売れてから困った!」になる前に、検討してみるきっかけになれば幸いです。

次回は、ECの受注や出荷に関する運営フローについて書いていこうと思います。